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プロフィール

大塚 和彦
株式会社ヴィジョナリー・カンパニー代表取締役
1970年埼玉県生まれ 國學院大学史学科卒

自分の神話を生きる サラリーマンから旅人へ

國學院大学史学科を卒業後、最初は経営コンサルティング会社に入社しました。しかし入社後3週間で北陸へ転勤となり、その間2年11ヶ月、石川、富山、福井で不眠不休の仕事三昧の過酷な生活を送ることになります。

ある時、ふと旅に出ることを決意し、人生初の海外旅行を経験したんです。上海から南京まで一人旅をし、上海で出会ったバックパッカーにすごく憧れて、自分は旅人になろうと、帰国後退職を決意、26歳の時でした。

退職を決意した直後の、当時の周りの大人は誰一人肯定的に受け止める人はいませんでした。皆が一様に「もったいない」と。そういう時代でもあったわけです。しかしただひとり、当時定年間近の60歳の上司のひとりの人が、こう言ったのです。

「いいな〜、若い時に旅をすると自分の物語が出来るんだよ、自分のチャレンジしたことが自分の物語になる」

言った当の本人はすっかり忘れていると思いますが、自分には救われた一言でした。よほどのことでない限り、年配の人は決して若い人の夢をとめてはいけないと思います。知識でなく体験として、自分の人生を自分の言葉でしゃべれるようになるってとても大事なことなんです。

そうして旅の人生が始まり、世界各国を渡り歩きました。旅は自分にとって結果を気にせず、目の前のやるべきことにフォーカスすることができるので、それが人間にとって一番幸せな生き方だと感じました。結果を考えないと、エネルギーがやるべきことに向けられる、するとパフォーマンス力も高まるし、自分らしく生きられることを実感したのです。

しかしふとした瞬間、「帰国したらどうやってメシを食おう?」と考えると、重苦しいシンドさが生まれてくることも同時に経験しました。

経営とはわからないものであり答えが出ないもの

約2年弱の旅の人生を経て帰国後、まず自分が選んだ仕事は住宅メーカーの営業マンでした。もともと高いハードルをクリアするのが好きな性分なので、「高価な家を売る」ことが出来れば、他のことが何でもできると思ったわけです。確率としては、2750軒飛び込み営業して1軒契約が成立するという具合でした。

その後は広告代理店での仕事も経験し、働きまくる日々の中、自分の周りで人がいきなり首を切られ、その場からその瞬間からその人がいなくなってしまう、そんな光景を目の当たりにし、「仕事ってなんだろう?自分らしく生きるって何だろう?」と、企業の在り方に疑問がわいてきたわけです。こういった心がザワザワした不安な状態での職場環境が、いいわけがないですよね。数字計画、売上げと結果重視は、働いている人が幸せにはならないんです。

最後の会社をやめて、今でもお付き合いのある雑誌の編集、広告を引き継いだ形で、有限会社ヴィジョナリー・カンパニーを立ち上げました。僕ともうひとりのスタッフだけで、お客さんからお願いされることをやっていく中で少しずつ展開していき、流れの中、事業計画も特になく進んでいきました。

設立して15年ですが、事業計画がなかったというとよく驚かれます。経営に関しての本は誰にも負けないくらい読みましたが。しかし事業計画をたてるというのは、自分がやりたい経営とは逆にいってしまう気がして性に合わなかったのです。会社がある程度売上げを伸ばしていった頃のことです。飲みに行く場所は銀座か六本木、新宿は安いイメージでダメ(笑)

当時の自分としては高価な腕時計をしていて、しかし他人のブランドが気になって仕方が無い(笑)「オレの時計は安物なんだよ」とか言ったりする。要するに、人間はどんなに金儲けしても際限がなくなっていくんです。お金だけでは幸せになれないし、周りの金持ちを見ててもそう思います。

会社は、ある程度の実力とやる気があれば、3年は社長の力だけでなんとかもちます。しかし、5年以上となると実力だけではもたない。運がないと大体6~7年でつぶれる。さらに10年以上となると、もうそれは使命がないと無理ですね。

経営とは、わからないもの、答えが出ないもの、今はそう思っています。

命を止めない生き方

個人レベルの幸福度と会社レベルの幸福度は僕にとっては同じことです。使命とは、誰でも人それぞれ役割があるけれど、言語化できないし、それは仕事をしながら感じていくものだと思っています。

一生かけても見つからないかもしれない、しかし一生かけて見つけるプロセスそのものが、周囲の人やご縁のある人の肥やしになる生き方ができれば本望です。

“種を蒔く〜実る”の繰り返しの中で、自分の言動、行動がどこかで人の役に立っていることがわかれば、人は命を止めないと思うし、自ら命を絶つことを少しでもくいとめられるのではとも思います。

人は皆、過去や未来ではなく、現在の自分を自己肯定しながら、自分の物語を紡ぎながら生きていくものです。その状態を、ゾーン・フロー・一体化といった言葉におきかえることもできますが、結果に拘らず、目の前にきたやるべきことをやる。

目の前にきたことって自分にしかわからないものです。大小もありません。それは言ってみれば“神からの呼びかけ”みたいなものです。

自分もしかり、働いている社員も、仕事で、プライベートで関わる人も皆、常にその状態でチャレンジしながら物語を創造していけることが理想です。

社長である自分は、自らの使命、誰もが人が人らしく生きられること、そして会社経営という難題を統合する役目があることを感じています。

それは、「目に見えるものと見えないもの」「計れるものと計れないもの」の統合と言ってもよいかもしれません。現代における「自分の神話を生きる」とは、そういうことだと思っています。

インタビュー・編集 高島敏子


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