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TOP一人一人の神話を旅する

私たちは、もはやバナナで滑って転んだ主人公を笑えない

「主人公がバナナで滑って転ぶ」

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昭和30年代、これはギャグになりえました。けど、今の時代の読者には何もつきささりません。「つまらなくて笑える」という高度なギャクを展開するのでしたらいざしらず、「直接的に笑わせる」のであれば「バナナで転ぶ主人公」はあまりに時代錯誤です。では、なぜに私たちは「バナナで転ぶ主人公」に笑いを感じなくなったんでしょう??
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おそらく、私たちの「笑い感性」が麻痺したからです。笑いのハードルがどんどんとあがってきたからです。これは、インドのヨガ哲学から考えるとわかりやすい。私たちの目や耳といった感覚器官はより強い欲求をもとめますから、どんどんと刺激の強い対象物が求められる訳です。スゴいCGの作品はたくさんあるし、見るだけで笑いのスイッチを劇的に入れる映像もふんだんにある時代を私たちは生きているわけです。昭和30年代の笑いでは、現代の私たちの感覚器官を刺激できないわけです。

これは、言い方を変えれば、「主人公がバナナで転んでいた時代の面白さ」を今の私たちは感じられないということ。時代は逆戻りには流れていかないですから、私たちは「過去の笑い」に対しては、感性を摩耗された状態で向き合わざるを得ないわけです。

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私は日本の伝承『古事記』をたまにお伝えします。そこには、「教養として『古事記』を読んでみたいけど難しそう」という方が数多く参加されます。けど、今の娯楽慣れした大人の私たちが真っ正面から『古事記』を読んでも、「バナナで転ぶ主人公」のように映ることがどうやら多いようです。
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この物語を、昔の人は「腹がよじれるほど笑ったり」「胸とお腹の間が苦しくなるほどの緊迫感を感じたり」「まるで家族を亡くすかのような悲しみを感じたり」しながら、読んでいた可能性があるわけです。そのことを、念頭において読まないと、「案外と単純なストーリーだったな•••」とか「要するに、国家の正当性を示すための手段だったのか•••」とわかったかのような感想を持っただけで終わりということになりかねません。
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昔の人が持っていた「笑い」や「怖れ」に対して、自分の感性を働かせながら共感を示すこと。ここが、昔の物語に触れる時のたしなみではないかな、と思うわけです。で、そんなたしなみを持つと、古の伝承や神話の方から私たちに何かを問いかけてくれるような気がしてなりません。
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12月8日(木)「来年こそは『古事記』を読んでみたい!」という方向けの講座をやるので、こんなことを考えてみました。
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 講座の概要はこちらですよ↓↓
http://event.visionary-c.com/ID=3332
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うちの会社(新宿御苑)で18:45〜20:45まで。定員は18人くらいです。タロットやオラクルカードがたくさんありますよ。
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今後の講座&ワークショップ
奈良県•12月3日(土)】『バガヴァッドギーターカード』講座
京都府•12月4日(日)】来年こそは祝詞を読んでみたい!そんな方への入門ガイド
神社参拝が楽しくなる、はじめての祝詞 〜伏見稲荷神社正式参拝&『日本の神様カード』講座〜
愛知県•1月15日(日)】素晴らしい日本の叡智を生活に活かそうVol.2 熱田神宮正式参拝 & 『日本の神様カード』講座
 〜私たちの使命にいかに気づき、いかに実現していくか〜
東京都•1月27日(金)〜】第3回『日本の神様カード』“和の叡智”実践伝達者育成講座

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