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書籍『真説「陽明学」入門』(林田明大著)

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「陽明学」ときくと、歴史の時間にならった昔の道徳みたいなイメージありません?ワタクシはそう思ってました。あとは、「どこか右翼っぽい」ということ。三島由紀夫さんがこの学問に傾倒していたみたいだしね。

けど、明治の時代に活躍した人物の多くがこの学問を心の支えにしていた事実。

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明治維新の精神的指導者 吉田松陰(享年29)

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明治維新の立役者 西郷隆盛(享年51)

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明治の時代をデザインした大久保利道(享年48)

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三菱財閥を創った岩崎弥太郎(享年50)

今の自分とほとんど変らない年齢で、多くの偉業をを成し遂げた偉人がこぞって学んでいた学問に、「今を生き抜くエッセンス」がなくないはずないよね。この本は、その「陽明学」の全体像が俯瞰できる本です。

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陽明学の祖 王陽明(1472〜1529年)

この本の構成はこんな感じ。

第1部 王陽明の生涯

第2部 陽明学の思想  ←必読

第3部 日本陽明学派の系譜

「歴史がスキでスキでたまらない」という方以外は、2部(114ページ)だけ読めばばっちり。著者によると陽明学とは、「万物一体の考え方を理解し、心の中の葛藤をなくし、不動心を確立する教え」(P147)だそうです。私たちが直面する悩みや苦しみを「私とあなたを、人と自然を、人と神とを対立した別個の存在とみなす、世界は対立する二つのものによってできているとみなす、これまで当たり前だと思っていた日常的な、習慣的なものの見方や考え方から目覚め、自由にならないかぎり、一生かかっても解決できない」と言い切ります(P2)。

その教えが陽明学というわけね。

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経営者の間で人気のある雑誌『致知』。タイトルは陽明学の柱である「到良知」って考えから来てるみたいね。明治の偉人って、誰もが立派な顔してますよね。それって使命をもって、大きな偉業に立ち向かったからだと思うんですわ。けど、「大きな偉業を前にしてどのように不安やプレッシャー、死への恐怖というものに立ち向かったか?」ってことを考えると、根底には陽明学のような学問があったのだろうな、と思うのです。

「心の中に葛藤なく正直にいきましょうよ!」

これを道徳として語られると、こんなに陳腐な言葉もないですよね。

けど、これを「明治時代の立役者たちも不安やプレッシャーに押しつぶれそうな中、葛藤をなくすように正直に生きる、を大切にしてきたんですよ。だから今のあなたにも役に立つはず」といわれるとワタクシのような人間は「すわっ、スゴい」と飛びつこうとしてしまうわけです。で、この本はそんな陽明学の入門となる徳目がわかりやすく説明されています。「自信がないんだけどどうしたらいいか?」という人、「こうすれば自信がつく!」的な本をただちに捨ててこの本一冊を熟読した方がいいと思いますよお。

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