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TOP一人一人の神話を旅する

あれこれ忙しい中、古事記を学ぶということについて(1)


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『古事記』に書かれているのは、日本の神代の話です。日本がつくられた頃の話です。「古事記はすごい!」と口にしていると、必ず「そんな昔の、本当にあったかどう分からない話が、どうして今の私たちに役立つのか?」という話になるわけです。

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で、これに対して、「神話は人間が内なる世界へと至るロードマップ」だとか「神話には、私たちの祖先が大切にしてきた美徳や価値観が表現されている」と話をしても「ふーん、なるほどね」で終わってしまいがちなんです。だって、いまの実生活との関わり度が薄いですからね。

でも、そういう人だって「自分自身の神話」が必ずあるはずなんです。自分の中に「語る機会さえあれば、どどっと放出されるような神話」が蓄積しているわけです。

いままで、数多くの採用面接をやってきました。応募者が履歴書に書くことは、自分の歴史です。そこには、「過去にどういうことがあった」という歴史と、そこから得られたアウトプット(資格や知識など)が書かれています。この「個人の歴史」をもとに、面接官と応募者とで対話がはじまるわけです。

やりとりを数分もすると「自分自身の神話」が現れはじめるんです。

「営業マンとして書店への営業をしていたのですが、大きな受注をとりました」だとか「会社の業務基幹システムを構築し、作業効率が2割アップしました」的な神話(ヒーロー体験)がでてくるわけです。

で、もっと昔の話を聞くと「学生の頃にいったインドのことが忘れられないです。ガンジス河でうかぶ人間の死体を見たときに、『ああ、人生は無情だな』と思ったんです」だとか「大学にいこうか迷ったんですが、思い切って役者になったんです。テレビに出てる芸能人とも一緒の舞台に立ったときはどうしようかと思いましたよ」的な話がでてくるわけです。

ワタクシたちは、こうした過去の話が「自分のアイデンティティ」の拠り所となっていると思うのです。この拠り所があるから、人間は生きられるじゃないかと。

「俺は昔ワルだったぜ!」という男性は意外に多いですが(笑)、これだって「自分の神話」です。本当にその人が「ワル」だったかどうかわかりません。なぜなら、人間は都合良く自分の記憶を書き換える生き物だからです。けど、この「神話」があることでその人のアイデンティティがたちあがるわけです。(次回につづく)

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